オキナワカカオ

沖縄のクラフトチョコレート

沖縄本島北部・やんばる。
山深い自然と美しい海のコントラストの中に宿る沖縄の文化。
オキナワカカオはヌチグスイ(命薬)と呼ばれる沖縄の恵み、
島の人の暖かい心をチョコレートというかたちで届けています。

カカオマメからチョコレートを作るbean to barスタイルで、沖縄・やんばるにて製造しています。
やんばるの生産者が無農薬で育てた地場の食材をドライ粉末にして、薄く口どけ良い、香り豊かなチョコレートです。
フレーバーは三種類。
カラキ(沖縄シナモン)、シークヮーサー、月桃
ここにやんばるの地酒泡盛まるたを追加し、4つの味をご提供しています。

カラキ(沖縄シナモン)
ニッケイ(シナモン)の一種であるオキナワニッケイは、沖縄本島北部・山原(やんばる)に自生し、昔から葉はお茶に、幹や根はお菓子や泡盛漬けとして親しまれてきました。クスノキ科の大木で、昔は道で見かけると葉をとり樹皮を剥ぎ、おやつ代わりにかじりながら登下校したと、山原のおじぃおばぁは昔話を語ってくれます。年月と共に資源量が減りましたが、近年農地への植替えを行い、山原の特産物として注目されていて、栽培者も増えつつあります。シナモンの効能として、血流促進、毛細血管の修復などがあると言われており、カラキは北風が強く吹く沖縄の冬に体を温める飲み物として、生活と共にあります。この地の方々が年中明るく元気なのは、カラキを日々取り入れているからでしょう。

シークヮーサー
八月から収穫が始まる酸味の強い青切り、季節の移ろいと共に徐々に実が丸く大きくなり、味は角が取れ香りが増し、ジュース用となります。年末頃には黄色く熟し、甘いフルーツとしてもおいしいです。熟度に応じて楽しみかたを変えられるシークヮーサーはビタミン豊富、生活習慣病予防にも良いとされるノビレチンが柑橘類で最も多く含まれています。
山原の森の中、農薬を使用せず大切にシークヮーサーを育てる眞謝さんは、地産地消を楽しめるカフェ「がじまんろー」を切り盛りする素敵な方。畑で採ったシークヮーサーを使った飲み物やジャムが美味しく、ホットシークヮーサーは寒い冬の定番。心から体を温めてくれ、健康長寿はシークヮーサーと共にあるのだと感じる瞬間です。 

月桃
ショウガ科の植物で沖縄ではよく見られ、サンニンと呼ばれています。独特な香りのある葉には抗菌作用があり、お餅を包み蒸し上げるムーチーとして親しまれて、沖縄では誰もが知る風味です。最近ではポリフェノールが赤ワインの30倍以上含まれミネラルも豊富であるため、アンチエイジングへの期待も高くなっています。9月頃には実が赤く熟し始め、煎じて食せば健胃整腸の効果があると言われています。チョコレートに使用する月桃は、カカオ畑に自生するものを使用している。きれいな葉を摘み乾燥させ、熟した実を煎り、粉末にしたものをカカオマメと一緒にメランジングし月桃の香りと効能を引き出しました。カカオと月桃の効果で、心にも体にも優しい沖縄のチョコレートです。

まるた
地元に永く愛される、やんばるの大自然の中にある酒造所。仕込水の湧き出る地『田嘉里』の頭文字をとり丸の中に田入れた記号をつけ、『まるた』という愛称で親しまれてきた泡盛。そのまるたにカカオマメをじっくり漬け込み、風味をカカオマメに浸透させました。泡盛『まるた』が醸すチョコレートです。

ぜひ沖縄・やんばるでつくるチョコレートを食べに来てくださいね。

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